たくチャレ日記

たくやがいろいろチャレンジすることを残す日記

全ての悩みは人間関係?

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

タイトルから、どっかのベンチャーとかの社長が書いた本かな〜って思って全然興味が沸いていなかったんですけど、アドラーの心理学に基づいた本だということを知った瞬間に興味が沸いて読んでみました。通勤の行き帰りの電車で読んで一週間くらいで読み終えました。一気に読んだら2日くらいで読めるんじゃないでしょうか。

別に心理学とか哲学を勉強しているわけではないけど、最近アドラーの心理学っていう単語をよく耳に(目に)するようになったから気になっていました。要はミーハーですね。ミーハーで事前知識が全くない私でしたが、対話形式になっていてとても分かりやすかったです。

分かりやすいとは言っても、全部が全部理解したわけではないので、気になったキーワードをいくつかピックアップします。

目的論

フロイトが提唱する「原因論」とは異なる、「目的論」を提唱している。

現在の結果は過去の出来事によって規定される、という考え方の原因論に対して、過去の原因ではなく今の目的を考える目的論。

本書の中で、青年の引きこもりの友人に対して哲人がこう述べています。

ご友人には「外に出ない」という目的が先にあって、その目的を達成する手段として、不安や恐怖といった感情をこしらえてるのです。

この考え方は分からなくもないけど、目的はどこからやってくるのかな?ってところが腑に落ちないです。何も動機なしに目的ってやってこないんじゃないかなとは思いました。

全ての悩みは、人間関係である

他者と比較して、他者を敵と見なしてしまうから、悩みが生まれてしまう。つまり、競争があると人は対人関係から逃れられない、と述べています。

競争には加わらず、自分は自分を持って生活するってことなのですかね。そんなに簡単にいくものなのかにわかには信じがたい話です。

でも、確かに悩みのほとんどは人間関係というか、他者との比較、競争から来ていることはなんとなく分かります。ただ、そこをスパっと切り離せることが出来たら悩みなんてなくなるんでしょうね。やってみますか。

7つの習慣と共通する部分がある

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与えられる意味によって自らを決定するのである

スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」で、「刺激と反応の間には選択の自由がある」と述べられていて、経験に対してどう捉えるかは自分次第という点ではとても似ていると思いました。

まとめ

「劣等コンプレックス」「課題の分離」「人生のタスク」「共同体感覚」など様々なキーワードが出てきて、自分の中で消化できてない部分もあるから、何回か読みたい本ですね。

文章のコーディングルール「数学文章作成法 基礎編」

数学文章作法 基礎編 (ちくま学芸文庫)

数学文章作法 基礎編 (ちくま学芸文庫)

ブログを書くにあたって、稚拙な文章は書けないなと思って本書を読みました。

読者のことを考える

著者は「読者のことを考える」ことが原則であり、羅針盤であると述べています。

文章におけるコーディングルール

プログラマであれば、プログラムを書くときに(チーム開発でなくても)コーディングルールはあると思います。第2章の「形式」がまさにコーディングルールにあたると思って、納得しながら読み進めていきました。文章にもコーディングルールがあってそれを守っていくことが大切なんだと感じました。

昔誰かのインタビューで、文章を書くことが上手な人はプログラムを書くことが上手だ、と話していてとてもリンクしました。

文章の構造を考えることも、メソッド、クラスの機能の切り方に通ずるものがあるなと感じました。

神は細部に宿る

しかし,その「細かいこと」の積み重ねがなければ正確で読みやすい文章は生まれません.そのことはしばしば,「神は細部に宿る」と表現されます.

最近私が心がけようとしている「神は細部に宿る」という言葉が出てて嬉しかった。これからもこの言葉を心がけながら文章やプログラムを書こう。

おわりに

結城さんの本は、Java の本を大学の時に読んだことがあって分かりやすかったです。この本も例がふんだんに使われてわかりやすく書かれています。レポートを書く学生にもオススメできます。

にいがた酒の陣に行ってきた

先週末、にいがた酒の陣に行ってきました。今年は、3/12,13 に開催されました。

sakenojin.jp

最近日本酒にハマっていて、行くしかないでしょうってことになって行ってきました。JR のツアーで、入場チケットと新幹線と宿がセットになっているプランで参加しました。

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当日は、8時くらいに新潟駅に到着する新幹線で、新潟駅から朱鷺メッセまで徒歩で行きました。酒の陣の入場列に並んだのが9時くらいでしたが、すでにかなり並んでいました。10時に開場して、私たちは10時15分くらいに入場することができました。

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入り口でお猪口とお水を貰って、ひたすら酒を飲みまくるのみです笑!普通の日本酒だけではなく、ウィスキーの樽で醸造した日本酒や、ワイン酵母仕込みの日本酒や梅酒もあったりして、色々楽しめました!お酒好きにはたまらないイベントですな。これは来年も行くかもしれません。

そして、日曜日には、今代司という酒造の見学に行きました。当然試飲があるので、そこでも飲みました。

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飲んだくれの週末でした笑。日本酒を大量に買ってきたので、しばらくは飲んだくれかも知れませんが笑

Udemy で iPhone アプリ開発の講座をやってみた

アプリを作りたいと思っているけど、周りに作っている人がいないので、とっかかりが欲しい状況でした。 そこでオンラインスクールの Udemy で、「Swiftで本格的なInstagramを作ろう〜SNSの技術編」を受講してみました。セールをやっていたので、1600円で受講できました。

www.udemy.com

感想

受講したと言っても、講座内で使用している Parse というサービスが停止してしまって、最後まではできていない状況です。 しかし、アプリ開発の感覚が分かるくらいにはなりましたので、感想を書きます。

開発の流れが分かる

講座は動画で行われるので、本などでは分からない流れが分かります。 例えば Xcode が入力文字補完を自動で行ってくれるのですが、文字を入力したらどのように補完されるかは本では表現できないです。具体的なやり方が全て見えるので動画はとてもオススメ。当然、何回も再生できるし、一時停止も可能なので、分からない部分は何度も見ました。

もう少し丁寧な説明が欲しかった

この講師の特徴なのかもしれませんが、説明が欲しい部分が多々ありました。「ここを押してください」とか言ってくれますけど、どういう意味なのか、なんでここを設定するのかが分からないことがあります。とはいえ、全てを説明していたらとてつもない長さの動画になるから、仕方ない部分もあると思います。そこは Udemy の仕組みで講師に質問することができるので、その場を使ってきいてみるのがありかもしれません。

次は

先述しましたが、Parse のサービスが終わってしまい、その部分を受講する意味はないと思うから、最後まで見るか悩みますね・・・ 他の講師の講座を受講するか、実際にアプリを作成し始めるか・・・ってところですかね。

「速読塾」に入門

齋藤孝の速読塾 これで頭がグングンよくなる! (ちくま文庫)

齋藤孝の速読塾 これで頭がグングンよくなる! (ちくま文庫)

以前齋藤孝さんの【読書力】を読みました。【読書力】はとてもわかりやすかったし、サブタイトルの「頭がグングンよくなる」に惹かれて【齋藤孝の速読塾】を読みました。本書は5回の授業という構成になっていて、「塾の目標」から「本の読み方」「生活に読書を組み込む方法」まで順序良く述べられています。

目指せAレベル

著者曰く、読書レベルは3段階に分かれています。

  • C レベル・・・読んでもすぐ忘れるレベル
  • B レベル・・・いちおう本の内容把握できるレベル
  • A レベル・・・新たな価値を付与して、オリジナルのアイデアや提案して、見方が出せるレベル

当然最終的に目指すのは、Aレベル。いきなりAレベルになれるわけではないので、まずはBレベルを目指していきます。

アウトプットは、このブログにしていく予定。

新しく知った言葉・概念を使っていこう

本書には読書・速読に関しての様々なテクニックが紹介されています。齋藤孝さんがよく言われている「三色ボールペン」や「視点移動」などただ漠然と読むのではなく主体的に読んでいくテクニックがあります。

私はその中で「新しく得た概念を駆使する」ということに注目しました。普段本や記事を読んでて読めない漢字や意味の分からない言葉が出てくる度に調べるけど、それがなかなか定着しないのです。前にこの単語を調べたな…と思いつつ調べてしまいます。それは自分が使わないからだと思うので、駆使していこうと思います。

読むチャンスを逃さない

実は本を買った日そのものが、本を読む最大のチャンスだということを忘れてはいけません。

買った日にザッと目を通しておくと積ん読が減りそうなので、買ったときの衝動や気持ちに乗せて読みたいと思います。

本書は、文体が平易で分かりやすいので、高校生にもオススメです。読みやすいのは齋藤孝さんの本の特徴ですね。テレビとかでの話し方もわかりやすいですね。

南米ではバス移動が多かったので、生きて帰ってきて良かった

少し前にほぼ毎日長距離バス事故のニュースが報じられていました。

南米では移動手段がほぼバスがメインだったので、当然今回の事故のようなことが起きてもおかしくない状況でした。南米での事故を検索したらいくつか見つけました。

ペルーでバス多重事故 37人死亡、84人負傷 :日本経済新聞

ペルーのバス事故|南米ペルー在住、ピルセンの「ペルー雑感」

南米のバスの受付カウンターを見ると「本当に大丈夫か?」と思えるくらいボロいところだったりして、正直なところ日本のバス会社より管理がずさんなんじゃないかと思えてしまいます。ただやはり値段が非常に安いので、バックパッカーなどの観光客のほとんどバスを使用するんじゃないですかね・・・

帰国してしばらくして日本の長距離バスの事故のニュースが起きたので、南米で起きないで良かったなと思いました。生きて帰ってこれて良かったです・・・

事故の被害者の人たちのご冥福をお祈りします。