たくチャレ日記

たくやがいろいろチャレンジすることを残す日記

文章のコーディングルール「数学文章作成法 基礎編」

数学文章作法 基礎編 (ちくま学芸文庫)

数学文章作法 基礎編 (ちくま学芸文庫)

ブログを書くにあたって、稚拙な文章は書けないなと思って本書を読みました。

読者のことを考える

著者は「読者のことを考える」ことが原則であり、羅針盤であると述べています。

文章におけるコーディングルール

プログラマであれば、プログラムを書くときに(チーム開発でなくても)コーディングルールはあると思います。第2章の「形式」がまさにコーディングルールにあたると思って、納得しながら読み進めていきました。文章にもコーディングルールがあってそれを守っていくことが大切なんだと感じました。

昔誰かのインタビューで、文章を書くことが上手な人はプログラムを書くことが上手だ、と話していてとてもリンクしました。

文章の構造を考えることも、メソッド、クラスの機能の切り方に通ずるものがあるなと感じました。

神は細部に宿る

しかし,その「細かいこと」の積み重ねがなければ正確で読みやすい文章は生まれません.そのことはしばしば,「神は細部に宿る」と表現されます.

最近私が心がけようとしている「神は細部に宿る」という言葉が出てて嬉しかった。これからもこの言葉を心がけながら文章やプログラムを書こう。

おわりに

結城さんの本は、Java の本を大学の時に読んだことがあって分かりやすかったです。この本も例がふんだんに使われてわかりやすく書かれています。レポートを書く学生にもオススメできます。